大雨被害の準備品(チェックリスト)

梅雨は大雨の季節。
誰もが大雨の被害に遭う可能性があります。
「被害に遭うか遭わないかは運次第!」という人もいます。
確かにその通りですが、毎年のように「想定外」の雨量が報道され、避難や浸水のニュースを目にします。
「想定外」は「いつでも起こりうるもの」と考えていた方が良いでしょうね。
しかし、「想定外」が起きてしまうと焦ります。
そんなときに焦らないためには、やはり備えが大切です。

今回は、梅雨時期の大雨災害に備えるための基本的な準備をご紹介します。

●「防災・避難グッズ」
最低限用意しておきたいのは、懐中電灯やヘッドライト(予備電池も忘れずに)、非常食と飲料水(目安は1人あたり1日3L×3日分)、モバイルバッテリー、情報収集に欠かせない防水ラジオなど。
また、常備薬や絆創膏を入れた救急セット、感染症対策としてマスクや手指消毒用品も大切です。
ジップロックやビニール袋は、防水や簡易トイレ代わりとしても使えますので装備に加えておきましょう。
●「家の浸水や停電への備え
浸水対策としては、土のう(最近は水で膨らむタイプもあり手軽です)、排水口ネット、防水テープやブルーシートの備えがおすすめです(排水用の簡易ポンプもあると安心です)。
停電に備えては、LEDランタンやカセットコンロ、保冷剤やクーラーボックスがあると便利です。
長期停電の恐れがある立地の悪い地域では、小型発電機の導入も検討のひとつに。
●「服装」
避難場所への移動時には、防水リュックやバッグカバー、レインウェア、滑りにくい長靴が活躍します。
タオルや着替えも濡れる前提で準備しておきます。
●「情報・通信手段」
緊急時に必要なのがスマホなどの通信機器。スマホの防水ケースや、事前にハザードマップを確認しておくこと、自治体の防災アプリの登録もおすすめです。
家族で避難ルートや集合場所を決めておくことも安心につながります。
●「ペットや高齢者、子どもの備え」
ペットフードやトイレ用品、介護用品、子供が安心できるおもちゃなど、個別のニーズに合わせた準備が必要です。
●チェックリストの作成
準備状態は万全でも緊急事態に直面するとに思い出せないと意味がありません。
家族で共有できるリストを作っておくことで、災害時の行動に迷いが減り、冷静な判断につながります。

詳しい防災準備のチェックリストは、以下のページを参考に。
◆防災グッズのチェックリスト-首相官邸HP(PDF)
 https://www.kantei.go.jp/jp/content/000111250.pdf

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