備蓄米、3月末から店頭へ

農林水産省は14日、政府備蓄米の放出を巡る入札の実施概要を発表した。大手の集荷業者を対象に販売数量は21万トンと定める。初回は3月上旬から入札を開始し、対象の備蓄米は15万トンとする。2回目以降は今後の状況をみて判断していく。コメの流通円滑化を目的とした放出は、実施すれば初めてとなる。
江藤拓農相が同日の閣議後記者会見で発表した。江藤氏は「流通が滞っているこの状況をなんとしても改善したいという強い決意の数字だ」と説明した。販売数量の21万トンは「必要があればさらに数量を拡大することも考えている」と述べた。
今後、17日から関係者向けに説明を始め、3月上旬に入札を始める。3月半ばには落札した集荷業者への引き渡しが始まり、卸などを経て実際に備蓄米が店頭に並び始めるのは3月下旬から4月ごろになるとみられる。
(後略)
◆日経電子版より
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA140O20U5A210C2000000

まとめます。

(1)放出する政府備蓄米の量は21万トン。
(2)3月上旬から入札開始。
(3)3月半ばに落札した集荷業者への引き渡しを開始。
(4)店頭に並び始めるのは3月下旬から4月ごろ。

 ※必要があれば追加で備蓄米放出。

そのような発表内容でした。

投機目的での買い占めが(米が)市場に出回らない原因のようですが、この買い占めに根本的に対処しないと同じことが繰り返される気がします。
買い占めている業者・企業を公開して処分すべきかもしれませんが、なぜかJAも政府もそういう動きは見られません(調べるつもりはない?)。

消えた(確認できない)21万トンはウヤムヤになりそうです。
とにかく米の価格が下がることに期待します。

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