音、動き、見た目で察知する――雪害倒壊から家族を守る異変チェック
新潟では12日以降も大雪への警戒が呼びかけられています。
冬の事故というと除雪中の転落などを思い浮かべがちですが、実は見落とされがちなのが「建物の倒壊」です。
積もった雪の重さに耐えきれず、住宅やカーポートが崩れ落ちる――そんな痛ましい事故が、毎シーズン各地で発生しています。
ただ、建物は何の前触れもなく突然壊れるわけではありません。
限界を迎える前に、必ず何らかの「サイン」を出しています。
そのSOSに気づけるかどうかが、命運を分けると言っても過言ではないでしょう。
まず最も緊迫した状況を知らせるのが「音」です。
「バキバキ」「メリメリ」といった鈍い音が聞こえたら、それは柱や梁が折れかけている証拠。
一刻も早く屋内から離れてください。
また、「ミシミシ」と継続的に鳴り続けるのも、構造体が限界ギリギリで踏ん張っている状態を表しています。
次に注目したいのが日常の「動作」の変化です。
いつも普通に開け閉めしていたドアが急に重くなったり、逆に手を触れていないのに勝手に開いたりする現象は、建物全体が歪んでいるサインかもしれません。
窓枠の「隙間から冷たい風が吹き込む」ようになったら、それも要注意です。
さらに、目で見て分かる「外観」の変化も見逃せません。
室内から天井を見上げたとき中央部分が垂れ下がっていたり、壁紙に亀裂が走っていたり、外から屋根を眺めて本来まっすぐなはずのラインが波打っていたりしたら、それは建物が悲鳴を上げている証です。
特にカーポートや物置小屋といった簡易な構造物は、母屋よりも早く異変が現れます。
支柱がわずかでも曲がっている、屋根パネルが凹んでいる、ボルトが浮いてきている――これらは全て「もう限界です」という建物からのメッセージなのです。
雪の種類によってもリスクは変わります。
水分をたっぷり含んだ湿った雪や、何日もかけて固まった雪は、ふわふわの新雪の何倍もの重さがあります。
しかも屋根の片側だけに偏って積もっていると、ねじれる力が加わってさらに危険度が増すのです。

もし異音を耳にしたら、絶対に自分で屋根に上がろうとしないでください。
建物に異変を感じたら、まずは安全な場所へ避難し、119番または市町村役場へ連絡することをお勧めします。
建物が発する小さなサインを見逃さないこと――それが、雪国の冬を無事に乗り切るための大切な心構えです。
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