餅米、年末にかけてどうなる? 高いまま? もっと値上がり?

年末の餅つきや正月準備を意識し始める時期になりました。
2025年も値上げラッシュで頭の痛い1年でしたが、ここに来て「餅米」の価格も高騰・高止まりの様相です。

11月末時点で、スーパーでのコメ5キロ当たりの平均価格は4,312円を記録。
これは集計開始以降の最高値に迫る水準です。
主食であるうるち米の高騰が続いているため、餅米の価格も簡単には下がらないと見られています。
その背景には、生産現場の事情もあるようです。
収益性の観点から、生産者の間では「餅米」よりも需要の安定した「うるち米」への作付け転換が進んでおり、餅米の作り手が減少していることが価格を押し上げる要因の一つとなっています。
実際、スーパーの餅売り場では昨年比で3割ほどの値上がりが見られ、和菓子などの関連商品も値上げが止まりません。
年末の需要期を迎えても供給不足の解消は難しく、この高値傾向は続きそうです。

お正月の切り餅や鏡餅も、例年よりかなり高価になることが予想されます。
年末年始の食卓を彩る大切な「餅文化」ですが、それを守るコストがここまで重くなるとは……。
お餅大好きの私としては、少しでも状況が好転することを願うばかりです。
米離れが顕著に進んでいますが、餅くらい思う存分(価格を気にせず)食べさせてもらいたいです!

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