大雪…道路上で車が立ち往生したら…

積雪や吹雪によって視界が遮られ、車の動きが止まると、長時間車内で過ごさざるを得ない状況に陥ります。
しかしその際に注意すべき大きなリスクが、「一酸化炭素中毒」と「低体温症」です。
排気口やマフラーが雪で塞がれると、排気ガスが車内に逆流し、知らぬ間に命に関わる危険を招きます。
また、暖房が使えない状況では、体温が急速に奪われ、特に高齢者や子どもは低体温症のリスクが高まります。
こうした事態を防ぐためには、外出前から十分な備えが必要です。
食料や水、毛布、携帯充電器を常備し、ガソリンは常に余裕を持って給油しておくことが大切です。
立ち往生した場合は、マフラー周りの雪を定期的に取り除き、窓を少し開けて換気を確保しましょう。

【大雪時・車中での安全対策チェックリスト】
▼マフラー周りの雪を定期的に除去
　排気口が塞がれると一酸化炭素中毒の危険があるため必須。
▼窓を少し開けて換気を確保
　暖房使用時でも排気ガスが車内に溜まらないようにする。
▼食料・水を常備
　立ち往生が長引いた場合に備え、最低限の飲食物を準備。
▼毛布や防寒具を車内に置く
　暖房が使えない場合でも体温低下を防ぐ。
▼携帯充電器やモバイルバッテリーを準備
　救助要請や情報収集のために通信手段を確保。
▼ガソリンは常に余裕を持って給油
　長時間のアイドリングや移動に備える。
▼不要不急の外出を控える
　大雪時は立ち往生そのものを避けることが最も有効な安全策。　

不要不急の外出を控えることが最も有効な安全策ですが、やむを得ず出かける際には「車中で過ごすこともあり得る」と想定し、事前準備を怠らないことが命を守る行動につながります。

『はる訪問看護ステーション』では、新規ご依頼・お問い合わせの受付中です。お気軽にご連絡ください！

『はる訪問看護ステーション』では、訪問看護師さんを募集中です！ご興味のある方、お気軽にご連絡ください！