輸入米は救世主か?

毎日の食卓に当たり前のように並ぶ、ふっくらと炊き上がった白いごはん。
私たち日本人にとって、米はまさに元気の源ですよね。

米の高騰対策で備蓄米が市場に出回るようになりました。
ただ、備蓄米の量も限界があります。
それを考えると「もしも国内の備蓄米が底をついてしまったら」と考えてしまいます。
そんな悪いシナリオに備え、「備蓄米が無くなれば外国産のお米を輸入するかも」と小泉農水大臣がコメントしています。

輸入により、「米の供給が安定する」「安い米の流入で価格の高騰が抑えられる」というメリットがあります。
一方で、国内産の米が売れずに米を作っている農家の生活を脅かしかねません。
米の自給率が下がれば日本の「食料安全保障」の力が弱まります。
政府は、現在備蓄している米を市場に出すことで対応していますが、在庫がなくなれば、オーストラリアやアメリカから米を輸入することも考えているようです。
関税撤廃で輸入となれば異例の事態。
『令和の黒船』とも言われるでしょうね。

(継承者不足)(増える廃業)で先行きの暗い日本の農業を守るか、「農業の自由化」という新たな幕開けを迎えるか、政治家の舵取りはどうなることやら…。。
農業に携わる人、農業とは直接関係なく暮らしている人とでは意見が大きく分かれそうです。

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