介護ロボット

介護の現場で活躍するロボット。
現時点では、実際の導入事例はまだ少ないようですが、介護ロボットの導入が進めば「利用者の自立支援」や「介護職の負担軽減」に大きく役立つアイテムになります。

介護ロボットには、装着型と非装着型の2種類があります。
・装着型:介護者が介護ロボットを装着して、利用者の行動きをサポートします。
・非装着型:人間ではなく介護ロボットが利用者の行動をサポートします。

介護ロボットを導入するメリットは、介護する側の「身体的負担の軽減」が挙げられます。
現場スタッフにとって、利用者の移乗・移動、排泄、入浴サポートは重労働。
介護職に多い「腰痛」のきっかけになることもある力仕事です。
女性の多い職場だと、課題のひとつとなるでしょう。
使用すれば業務の大きな効率化・省力化が期待できますが、「導入費用がかかる」「設置や保管場所が必要」「スタッフの教育が必要」などのデメリットもあります。

省力化と共に、介護全体の大きな課題となっている「人員不足の解消」にも役立つ介護ロボットの活用ですが、介護の多くの現場に行き渡るのはもう少し先の話になりそうです。
政治主導でもっと積極的に、介護ロボ導入の「支援」をしてもらいたいものですね。

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