がん治療、最新の5年生存率報告から見える「医療の進歩」と「検診」の価値

厚生労働省は2月13日、2017年と18年に全国で新たにがんと診断された患者の5年生存率を公表しました(全国がん登録データを基に実数集計)。
※全国がん登録(データ)は、法律に基づいて全国の病院・診療所から登録・管理する制度。がん対策を科学的に進めるための基礎データとして活用されています。

全体として見ると、生存率は年々改善傾向にあり、前立腺がんの5年生存率は9割超と高く、膵がんはこれまで同様に低い水準でした。

◇15歳以上の5年生存率(2018年診断)
・前立腺:92.5%(最も高い)
・乳房(女性):88.4%
・子宮頸部:71.4%
・大腸:68.0%
・胃:64.4%
・肺:39.6%
・肝臓:34.4%
・膵臓:13.5%
※膵臓、多発性骨髄腫、肺は2016年より上昇。

◇15歳未満の5年生存率(2018年診断)
・リンパ腫:96.6%
・胚細胞性腫瘍等:95.5%
・白血病等:84.3%
・神経芽腫:74.9%
・中枢神経系腫瘍:65.2%
※中枢神経系腫瘍、肝腫瘍、軟部組織腫瘍、胚細胞性腫瘍は2016年より上昇。
◆厚生労働省「2018年全国がん登録5年生存率報告」の結果
 https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_70382.html

2023年には約38万人ががんで死亡し、全死因の約24%(4人に1人)。
日本では、3人に1人ががんで亡くなると言われており、日本人の死因第1位です。
生涯でがんに罹患する確率は男性が約60%、女性が約45%。
まだまだ怖い病気です。
がんが「すぐ死ぬ病気」ではなくなってきている一方で、早期発見の重要性は変わりません。
定期検診を受けること、予防を意識することが非常に大事ですね。

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