雪に備える冬支度 訪問看護で守る安心と安全

冬の足音が近づくとともに、雪への備えが必要な季節がやってきました。
特に訪問看護の現場では、雪による影響が大きく、利用者さまの安全を守るためにも、早めの準備と柔軟な対応が欠かせません。

交通の乱れや路面の凍結、停電など、冬特有のトラブルは、日々のサービス提供に大きな影響を与えることがあります。
過去には、豪雪地帯で訪問看護スタッフが夜間の移動中に転倒したり、交通機関の運休により訪問が困難になったケースも報告されています。
また、2025年初めには、厚生労働省が大雪による災害を受けて、看護報酬の柔軟な取り扱いを認める通知を出しました。
これにより、避難先でのサービス提供や人員配置の特例対応が可能となり、現場の負担軽減につながりました。

こうした経験を踏まえ、各事業所ではBCP(事業継続計画)の整備が進められています。
雪道での安全な移動手段の確保や、緊急時の連絡体制の構築、代替スタッフの配置など、万が一に備えた体制づくりが、利用者さまの命と暮らしを守る大切な鍵となります。

私たち「はる訪問看護ステーション」でも、冬の訪問に向けた安全対策を見直し、どんな天候でも安心してサービスを受けていただけるよう努めています。
雪の日も、変わらぬ思いやりと備えをもって、地域の皆さまの暮らしをしっかりと支えてまいります。

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