鈴木農水相、コメ増産方針の見直しを示唆
先週、鈴木憲和農林水産相は、石破政権の掲げたコメ増産方針に対して「生産現場が戸惑っている」と述べ、方針転換の可能性を示しました。
・増産が続けば米価の暴落を招く恐れがあるとして、農家の不安に言及。
・今後は「需要に応じた生産」を基本とし、来年の大幅な増産は難しいとの見通し。
・中長期的には輸出拡大などで増産の可能性もあるとコメント。
・コメ価格については「政府は関与しない」と明言。
・小泉進次郎氏が設置した「コメ対策チーム」は、備蓄米放出の終了に伴い年内に解散予定。
上記が増産の理由。

米を購入する消費者側からすれば、ちょっと驚きの感覚です。
農水省出身のため、零細農家・農協・米卸業者を優先とする考えなのでしょうか?
農協の米買取平均価格が60kgあたり30,000~33,000円(5kg2,500円が店頭では5kg5,000円前後に)。
新米になり米の価格が上がりました。
「安く購入したい消費者」「もっと利益を出したい農家」「安定的に供給(自給率100%)したい政府」の三つ巴の思惑があります。
・新大臣については、(若いけれど)古い思考の持ち主。
・価格は市場で決まるというなら関税撤廃、輸入完全自由化が当然のはず。
・現場・庶民の生活を見ていないと思う。
…という批判が多くネットでは上がっています。
マスコミの報道が説明不足な部分があるかもしれませんが、1年で増産から減産に方針が正反対に変わるのは農家にとっても困るのではないでしょうか?
米離れが進んでいますが、それを加速させる方針転換だという声も聞かれます。
消費者からすると、「増産しようが減産しようが、おこめ券を配ろうが別の対策を取ろうが、どれでもいいから安値で安定してもらいたい」というのが本音ではないでしょうか?
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