ランサムウェアとは? 最近の日本での被害事例も紹介
ランサムウェアとは、コンピューターやスマートフォンのデータを勝手に暗号化し、使用不能にしてしまう悪質なウイルスの一種です。
元の状態に戻すためには「身代金」の支払いを求められるため、「身代金要求型ウイルス」とも呼ばれています。
今月は、「アスクル株式会社」や「アサヒグループホールディングス」が被害を受けたことが報道されており、企業規模に関係なく標的になるリスクがあることが明らかになっています。
感染すると、ファイルが開けなくなったり、「〇〇ドルを支払えば解除する」といった脅迫的なメッセージが表示されることがあります。
主な感染経路は、メールの添付ファイル、偽サイト、悪意あるリンクなど。
予防には、セキュリティソフトの更新や定期的なバックアップが重要です。

◆2025年に報告された日本国内の主なランサムウェア被害事例
・保険見直し本舗グループ
約510万件の個人情報が流出した可能性。氏名・住所・電話番号などが対象。
・近鉄エクスプレス
基幹システムが停止し、物流業務に深刻な影響が発生。
・サンリオエンターテイメント(ピューロランド)
約200万人分の顧客情報が漏洩した可能性。犯行声明も確認されている。
・宇都宮セントラルクリニック
医療機関が標的となり、Qilinというグループが犯行を主張。
・光精工
同じくQilinによる攻撃とされ、詳細は現在も調査中。
・ベル・データ
約4.7万件の顧客情報が漏洩した可能性がある。
・レゾナック・ホールディングス
業務の一部が停止し、情報漏洩も報告されているが、詳細は非公開。
・トキハインダストリー
複数のサーバーが攻撃を受け、業務に支障が出た。
・トーモク
Gunraというグループによる攻撃の可能性があり、犯行声明も確認されている。
セキュリティ対策が万全と思われる企業でも被害を受けている現状を見ると、個人のパソコンが感染するのも不思議ではありません。
だからこそ、日頃からソフトウェアのアップデートを怠らず、セキュリティ対策をしっかり行うことが大切ですね。
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