かきのもと……怪しい食材?

「かきのもと」は、新潟を中心とした地域で親しまれている食用菊で、土地の風土と文化が育んだ味覚のひとつです。
鮮やかな赤紫色の花びらは、食卓に彩りを添えるだけでなく、見た目にも美しく、秋の訪れを感じさせてくれます。
シャキシャキとした歯ごたえとほんのりとした苦味は、まさに大人の味。
おひたしや胡麻和え、天ぷらなどに使われることが多く、料理のアクセントとしても重宝されているようです
名前の由来も面白いですね。
柿の実が色づく頃に咲くから「かきのもと」という説は季節感があって素敵ですが、生垣や柿の木の根元に植えられていたという説もあり昔の人の暮らしぶりが垣間見えるようで味わい深いです。

…と、いかにも知ってるようなことを書いていますが、実は知りませんでした。
見たことも(周囲の人に)聞いたこともない(私から見たら)怪しげな食材です。
菊を食材に使わない地域だからでしょうか?
勝手に(ホウレンソウのようなものかな?)とイメージしていますが…。

地域の食文化って本当に奥深いですね。
どんな味なのか興味はあります。
機会があれば、秋の新潟を訪れて、本場の「かきのもと」の料理を味わってみたいものです。

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