スマホ認知症
「スマホ認知症」は、医学的な病名ではありませんが、スマホの使い過ぎによって一時的に認知機能が低下する状態を指す言葉です。
「デジタル認知症」とも呼ばれ、特に若い世代で増えていると言われています。
【スマホ認知症の主な症状】
一般的な認知症と似た症状が出ることがありますが、多くは一時的なもので、スマホの使用を控えると改善することが期待されます。
ただし、(怖いことに)放っておくと若年性認知症につながる可能性も指摘されています。
(主な症状)
●記憶力の低下
・人の名前や関係、最近あった事を思い出せない
・電話番号や簡単な情報を覚えるのが苦手になる
・話していた内容をすぐに忘れる
●集中力・注意力の低下
・仕事や勉強に集中できない
・注意散漫になりやすい
・同時に複数の作業をするのが苦手になる
●判断力・思考力の鈍化
・物事を決めるのに時間がかかる
・アイデアや創造力が低下する
・感情の揺れやすさ・情緒不安定
・イライラしやすくなる
・気分が落ち込みやすい
・ストレスや不安感が増える
●睡眠障害
・寝つきが悪くなる、眠りが浅くなる
・睡眠不足による脳機能の低下
・コミュニケーション能力の低下
・対面での会話が減り、話し方や表情からの情報理解が衰える
●身体的な不調
・頭痛、めまい、目の疲れ、肩こり、首の痛み
・運動不足による体調不良

【スマホ認知症への対策】
最も基本的な対策は「スマホを触る時間を大幅に減らすこと」です。
しかし、生活の中でスマホ使用が避けられない人も多いでしょう。
そのような人は「定期的にスマホから離れる時間(ルール)を作る」「目的がない「ながらスマホ」を控える」「寝る前のスマホ使用を避ける」ことを実践すれば認知症改善・予防には効果があります。
加えて「規則正しい睡眠習慣を心がける」「適度な運動」を実践すれば安心です。
たかがスマホ、単なる「便利なツール」なのです。
それに振り回されて認知症になるとはおかしな話。
「健康」を最優先に考えて生活すべきです。
『はる訪問看護ステーション』では、新規ご依頼・お問い合わせの受付中です。お気軽にご連絡ください!
『はる訪問看護ステーション』では、訪問看護師さんを募集中です!ご興味のある方、お気軽にご連絡ください!