明日は秋分 「おはぎ」の日?

明日、9月23日は『秋分の日』
秋の彼岸の中日にあたり、ご先祖様に感謝を伝える大切な日です。
この日、日本の多くの家庭で供えられるのが「おはぎ」
もち米とあんこの素朴な甘さが、どこか懐かしい気持ちにさせてくれますよね。
ところで、「おはぎ」とよく似たものに「ぼた餅」があります。
両者の違いをご存知ですか?

実はこれ、呼び方や見た目が変わるだけでなく、そこには昔の人々の感性が隠されているのです。

『ぼた餅』
・食べる時期
 春の彼岸に食べる。
・名前の由来
 春に咲く牡丹(ぼたん)の花に似ているから。
・形状
 ふっくらと大きく咲く牡丹のように、ぼた餅も丸く大きな形に作られるのが一般的。
・使われる小豆
 この時期に使う小豆は、冬を越して皮が硬くなっているため、舌触りの滑らかなこしあんが使われることが多い。

『おはぎ』
・食べる時期
 秋の彼岸に食べるの。
・名前の由来
 秋の七草の一つ、萩(はぎ)の花に似ているから。
・形状
 小さな花が集まって咲く萩のように、ぼた餅よりも小ぶりで、やや細長い形で作られる。
・使われる小豆
 秋は小豆が収穫されたばかりで皮が柔らかいので、つぶつぶ感を残した粒あんが使われる。

季節ごとに名前や形、使われるあんこの種類まで変わるのは面白いですね。

皆さんは「ぼた餅」と「おはぎ」、どちらが好きですか?
私は「おはぎ」に一票!
こしあんより粒あんの方が好きなのです!

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