錬金術 水銀を金に変える
米スタートアップ「Marathon Fusion」(2023年設立/サンフランシスコ)が、核融合反応の高エネルギー中性子を使って 水銀‑198を水銀‑197に変換し、それが崩壊して金‑197になるという方法を発見(提案)しました。
理論上は一年あたり1GW(ギガワット)の核融合炉で約5,000kgの金を生成できるとされ、電力と同程度の収益を得られる可能性があります。
実験はまだ査読前の論文の段階で、実用化には核融合発電そのものの実現が前提条件となります。
要は、「核融合炉を使って水銀を金に変えることができる」ということです。
現在の技術でも、粒子加速器などを使って人工的に金を生成することは可能ですが、コストは天然の金を購入するより桁違いに高くなります(核融合炉を使ってもコストの問題を解決できる見込みはありません)。
コストの問題を解決できれば現在の金価格が暴落するデメリットも考えられますが、工業用(触媒)に大量に使えるようになるというメリットもあります。

物干し竿に10円玉を干していたら数日すると500円玉に変わる技術でもあれば興味深いですが、水銀も金もあまり縁がない生活なので(そんな技術もあるのね)という感想くらいしかありません。
もっと身近に感じられる新技術に期待したいですね。
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