「経口補水液」にリスクあり!

「経口補水液」は、体の水分を素早く補給するための飲み物です。
特に、熱中症や脱水症状の予防・改善に役立ちます。なぜなら、体が水分を失うと、疲れやすくなったり、頭が痛くなったりするからです。
「経口補水液」は、通常の水よりも電解質(ナトリウムやカリウムなど)が含まれているため、体が必要とする栄養素を効率よく補えるのです。
例を挙げると、夏の暑い日、たくさん汗をかくと体の水分が減ってしまいますが、その際に、水分だけでなく発汗で失った栄養を補給できるのが「経口補水液」です。

●「経口補水液」の良い点
・効率的な水分吸収を促進する。
・点滴のような医療処置を必要とせず口から水分補給ができる。
・市販の「経口補水液」は、自宅や外出先で手軽に利用できる。
・様々な形状(ドリンクタイプ、ゼリータイプ、粉末タイプなど)があり、年齢や状態に合わせて商品を選びやすい。
●「経口補水液」の注意点
・本来の利用目的は、脱水症状の際の栄養補給。日常的な水分補給や熱中症予防として過剰に摂取することは推奨されていない。
・健康な人が日常的に大量に摂取すると塩分過多になる可能性がある。
・基礎疾患(高血圧、心臓病、腎臓病、糖尿病など)がある人は、水分や電解質の摂取制限を受けている場合もあり、飲用を考える場合は医師に相談する必要がある。
・糖分が含まれているため、長時間飲み続けると虫歯のリスクが高まる可能性がある。

脱水状態を改善するための「経口補水液」。
体に優しい、健康管理に良さそうというイメージですが、「経口補水液」の常用は健康リスクに不安があります。
「暑いから」「水代わりに」と「経口補水液」を飲むのはやめておきましょう。

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